ジェファーソンからの手紙

就業・働き方改革、キャリア、組織マネジメント、IT、政治、社会、文化などについて徒然に書きます

【『英霊』の気持ちの簡易考察】お前はこの国をどうしたいんだ

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 毎年、日本古来のお盆にあたる、7月13日~7月16日に「みたままつり」が行われます。

人それぞれ靖国神社に対する思いはありましょうが、靖国の存在理由とは別に、露店が並ぶ夏の夜の風景は東京の風物詩とも言えました。

 

しかし、2015年から露店が中止されました。

理由はナンパする人が多いからともいわれています。

2015年と言えば戦後70年で、安保法制の議論が熱を帯びた時期でもあります。

 

後世で本人の知らぬ内に「英霊」と呼ばれた海軍将校の御霊とネトウヨの邂逅を通じて当時の風景を物語にしてみました。

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【ベーシックインカムの簡易考察】平等と公平の違い

www.huffingtonpost.jp

ベーシックインカム(BI)が人を幸せにする』と言う説は結構前から、日本のみならず海外でも語られ、日本でも多くの著名人が賛同しています。 

本当に幸せにするのでしょうか? 
そして誰を幸せにするのでしょうか? 

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【パターン言語の簡易考察】妖怪ウォッチに学ぶ課題解決のPDCA

もうすぐ夏休み。

特に全盛期の頃は、お子様がいる方は妖怪ウォッチのイベントいらっしゃったた方もいるかと思います。 
あれ、大人が見てもよくできていると思います。 

作成者がどこまで意図しているのかはわかりませんが、妖怪ウォッチの構造は「パターン言語」と呼ばれる考え方と親和性が高いと思います。 

その考察を書いてみたいと思います。 

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【ホワイトカラー・エグゼンプションの簡易考察】詳しいはずの人の話を聞いたら話がおかしくなったの巻

www.nikkei.com

ホワイトカラー・エグゼンプションとか残業ゼロ法案とか、最近では脱時間給とか、人と立場によって言い方も捉え方も異なりますが、要は労基法改正に関する話ですね。 

 

この法案の疑問点について、新人社員と彼の大学時代のゼミ教授の会話をもとに考察していきましょう。 

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【職業選択の簡易考察】賢いみんなで作ろう!選択肢の少ない明るい未来

  • キャリアとは「できること」「やりたいこと」「周囲の環境や周囲との期待」との反復継続的な調整と改善の積み重ねです。

 

ある家族の父と子の会話をベースに考えてみましょう。

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【リクルートスーツの簡易考察】誰も求めていない「ブラック」な制服

 

昨今の売り手市場では早々に内定を得ている人も多いでしょうが、まだ就職活動を頑張る学生も多々います。

暑い中、リクルートスーツを着て街を歩く姿は本当に暑くて大変そうです。

まして、黒のスーツは熱を吸収するので大変そうです。

 

そもそも何で黒なんでしょう?

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【簡易読書感想】「ルポ 中年童貞」に感じる絶望的な恐怖の構造

少し前の本ですが、今でも通じる話なので紹介します。

これは中村淳彦さんの「ルポ 中年童貞」という本に関する読書感想文です。
読書感想文と言うと何やら子供の宿題のようですが、これは書評ではなく「感想」です。 

この作品の描く世界と語られるファクトは本当に恐ろしく、そして現実社会及び、ネット上で散見されるコミュニケーション不全の男たちによる女叩き(いわゆるミソジニー)への見方が変わる、ある種の衝撃を受けました。 

作者の文体が読みやすいこともあり、読むの自体は2,3時間なのでお時間あればお勧めしたいですが、以下感想を書いてみます。 

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【サービス残業の簡易考察】サービス残業させたい上司のマニュアル

由緒正しきブラック企業で働く管理職の皆様としては、サービス残業の強制は管理職の王道。避けては通れない道であり、基本です。 

やがては、ブラック上司としてセクハラ・パワハラモラハラ・マタハラと、毎日部下をハラハラさせ、やがては自分が労基署に問い詰められ、管理責任を問われたくない経営層からはトカゲの尻尾切りされて自分がハラハラする日々を送る上司になると思います。 

まずは基本である「サービス残業の強要」に関してみていきましょう。 

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【雇用問題の簡易考察】自分戦略の立て方-地図を読みコンパスを持ち、星を見てでも歩む方法

売り手市場とはいえ、働くことができない若者、働きたくても心と体がそれを拒んでしまう若者は多い。 
就職難でそもそも就業機会がなく、「仕事は選ばなければある」という社会通念の基下で ブラック企業に就職し、心身を病んで働けなくなる若者も多いでしょう。 

そんな時代の生き方を考えてみましょう

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【就職活動の簡易考察】問題なのは祈られること?

 

「お祈りメール」とは、主に新卒採用に係る日本の就職活動で良くみられる企業側の不採用通知の文面で、 
【残念ながらご期待に添えない結果になりました。何卒、ご容赦いただければ幸甚に存じます。末筆になりましたが、貴殿のこれからの一層のご活躍をお祈り申し上げます。】 
・・のように、最後が「お祈り申し上げます」で終わる文章のことです。 

殆どの企業が不採用通知をこの形式で送付することから、不採用になることを「お祈りメール貰う」と言うフレーズが就職活動をする学生の間で広まったことが由来。 

 

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書かなければ死ぬ ~Write or Die

この場で何かを書いて発信することは仕事でも何でもありません。 
でも、何かを書こうと思ったときに書く、それは一種の衝動であり、内心の発露です。 

そこに書きたいテーマがあり、発信したいからする。 
それだけです。 

文書に込めた思いに誰かが反応してくれて、誰かが共感してくれ、 
僕の言葉がは誰かの心の中の靄を少しでも晴らしていること、 
誰かの心を少しでも楽しくできること、 
僕の言葉がだれかの悩みや悲しみの根本には無力だとしても誰かの涙を拭うハンカチではあることを感じること。 

それを少しでも感じられるなら、書くことのモチベーションは失われない。 

誰かが読んでくれるなら、 
お目汚しの駄文ではございますが、お目に留めてくれればこれ幸い。 

書くことだけが、この場での、自分が自分であることの証明であり、 
他者の心と記憶へ残す、たった一つの足跡だから。

 

【ネガティブニートの簡易考察】電子の海の短冊と、天の川の向こうのまだ見ぬ人へ

今日は七月七日、七夕の日。 
日本に古くから伝わり、1年に1度、短冊に願いを書くこの習慣、願う権利は誰にでもあります。 

そんな日本の片隅の、とある一人の男性。

もちろん彼にだって願いはあるはずです。 
ちょっと様子を見てみましょう。 

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